暑い暑いと大騒ぎして過ごした長い夏が嘘のように、サラッとした秋の空気が流れます。朝夕の風は肌にひんやりしたものを感じるようになりました。虫の音色に高い空、大きな夕日に中秋の名月…。やっと訪れた秋に心がなごみます。
運動会直前になりやっと園庭で練習が出来るようになりました。熱中症対策として、学年ごとに短時間ですっきり終われる工夫をしながら一日 一日を大切に過ごしています。
今年は記念すべき５０回目の運動会。年長組のダンスはかもめ幼稚園で２０年前に生れた曲「かもめっ子の季節」をダンスバージョンにアレンジしていただき、振り付けはプロダンサーの卒園生にお願いしました。彼は幼稚園の年長の時に、３０周年の記念式典で踊りを披露してくれました。在園中からダンスが大好きでいつも笑顔で踊っていましたし、中学２年の職場体験の時も全園児を前に舞台で踊ってくれました。プロダンサーという夢を叶えた彼。かもめ幼稚園の後輩の為に素敵なダンスを創作してくれました。余談ですが、初めて年長さんの踊りを見ながら涙が溢れました。お楽しみに!
～ 過去の運動会のエピソード ～
１回目の運動会から参加していますが、初めての運動会にも鼓隊演奏がありました。主任の先生指導の元、一生懸命に演奏する年長さんが逞しく思えた事を今でも覚えています。月日の流れとともに演奏方法も内容も変わってきましたが頑張る力や達成感等、鼓隊を通じての育ちは５０年前から繋がっています。また以前は大人の競技も盛んに行われていました。苦い思い出と、ほっこり笑える思い出を紹介させて下さい。苦い思い出は大人のクラス対抗リレーで起こりました。その頃は職員も全員が若かったので、職員チームでも参加、私もトップでバトンを受け取り走り始めたのですが半分くらい走ったところで転んでしまいました。最後までアナウンスをし、無事に運動会は終わったのですが、アキレス腱が切れていました。 若いつもりだったのに…。苦い思い出です。
ほっこり笑える思い出は、保護者競技の縄跳びリレーの時です。接戦で選手も応援もかなりヒートアップしてきた時、あるお父さんが「止まって下さい!」と大声
で叫ばれました。どうも何かが落ちたらしいく、競技に参加していた皆さんが地面に這いつくばって何かを探していらっしゃいました。「あった!」の声に拍手喝采。落ちたのは…○○○でした。ご想像にお任せします。かなり昔の事ですが、今でも思い出すとほっこりします。
１０月１日から園児募集が始まります。１１月１日から受付開始。幼児期の教育の大切さ、かもめ幼稚園教育の事実をお伝えくださって、いい出会いに入園児をもたれる皆さんを誘ってください。私達も今日より明日はと、かもめ幼稚園教育に努めます。よろしくお願いいたします。